側弯症

正式名称は「脊椎側弯症」と言い、図のように脊椎が捻れながら歪み、片方の背中や腰の突出、肩やウエストラインの左右差などの外見上の異常が見られ戻らないことをいいます。

背骨の弯曲の最も傾いている胸椎（背中の骨）同士の角度をコブ角といい、この角度が10°以上であるものが側弯症とされています。

側弯症が進行すると、肺や心臓を包んでいる胸郭が変形し、肺活量の減少や息切れを感じたり、心理的負担やストレス、脊髄麻痺が出ることもあります。

側弯症はコブ角が40°〜50°以上になると手術が必要とされますが、痛みなどの症状が出ることはまれです。
しかし、進行すると、健康に悪影響を及ぼすこともあるため注意が必要です。

10歳までに側弯症と診断された場合を早期発症側弯症と呼びます。

側弯症は以下の様に分類されます。

１．機能性側弯症→背骨、腰骨に大きな捻じれの無いもの
【原因】
・不良姿勢
・骨盤の傾き
・痛みで背中を伸ばせない

２．構築性側弯症→背骨、腰骨に大きな捻じれのあるもの
１）特発性側弯症
特別な原因がなく発症する
２）症候性側弯症
・先天性側弯：生まれつき背骨が曲がっている
・神経筋原性側弯症：脊髄空洞症、脳性麻痺、筋ジストロフィーなど
・神経線維腫症性側弯症：レックリングハウゼン症など
・病原性側弯：他の病気に伴って起こる
３．間葉性側弯症
・血管や結合組織での側弯症：マルファン症候群など
４．変性腰椎側弯症
・加齢に伴う椎間板変性による側弯の場合が多い
５．その他の側弯症
放射線治療、火傷などによるケロイド、骨系統疾患、感染、代謝疾患、脊椎の腫瘍などにより起こります。 程度の強い側弯症の場合、成長が終わってもゆっくり進行することがあり、大人の側弯症の原因の一つといわれています。

構築性側弯症では、特発性側弯症の発症が一番多く、80％以上が思春期におこります。
男女比は、男子：女子＝1：7で圧倒的に女子に多く発症します。
また、こどもの時は側弯症がなくとも、中高年で急速に進む側弯症もあります。

弯曲が強くなれば、心肺機能の低下や内臓器への影響が現れます。
成人になると背部に痛みを引き起こすこともあり、肋骨の変形のため背部に隆起ができたようにふくれ、左右のウエストラインが対称的でなくなり、高度になると一見してわかるようになります。

側弯症の中で最も多くを占める特発性側弯症は全体の80~85％前後を占めます。

中でも、思春期特発性側弯症が最多で、女子が男子の5～8倍多く、程度が大きくなると女子の割合が増えます。

弯曲の程度は、コブ法という方法で測定します。
その測定角度が25度～30度以上になると、外からはっきりとわかります。
一般的に、25度前後より対処が必要となります。

当院で行っている施術は、身体に強い力をかけずにソフトなタッチで、痛みなどの原因となる歪みを解消することができます。

一般的な整体院や整骨院では骨をボキボキ鳴らす施術を行っているところもありますが、十分な知識や技術のない施術者がむやみに行うと逆に危険が伴います。
特に弱った体にとっては過度な負担となることがほとんどです。

そのため当院は、高齢の方やお子様も安心して受けていただける、優しい圧で効果を出せる施術法を採用しております。

パソコンの場面に入力する事に一生懸命で患者さんの訴えを聞く気があるのか疑問を感じる問診や適当な徒手検査やレントゲンの映像でしか状態を診断できない病院など経験はありませんか？

当院は「先生がよく話を聞いてくれる」、「原因をわかりやすく説明してくれる」と他院から来られた患者さんにも喜んでいただいています。

柔道整復師のは国家資格以外にも数多くの資格を取得しています。

現在も技術の向上を目指して年に数回は技術研修会にも参加しています。

院長は全国の治療家の先生や医療系の専門学校の学生さんを対象としたセミナーを開催する確かな技術と知識を持っています。

整形外科では、

・コルセット
・運動療法
・手術

などが一般的で、一部の接骨院（整骨院）では症状が出ている部分に電気療法、温熱療法を行うこともあると聞きます。

しかし、それでは背骨の形が正常になることは難しく、施術を行っても一時的な改善だけだったり、痛みやこり、しびれなどが慢性化することも少なくありません。

では、どうすれば側弯症が改善に向かうのでしょうか？

改善の第１歩は「筋肉を動きやすくする（柔らかくする）」です。

硬くなった筋肉は筋肉の細胞の中にカルシウムの成分が入り込んでいます。

カルシウムが入り込んでいる筋肉は動きが硬くなるので正しい姿勢に戻すことが出来ません。

当院の施術は小沢流武術整体のテクニックを用いて、この筋肉に入り込んだカルシウムを流していきます。

一般的な脊柱のカーブは、頸椎前弯、胸椎後弯、腰椎前弯とされていますが、側弯症の方は圧倒的にこのカーブが「反り腰」と「円背（丸まった背中）」になっています。

これこそが側弯症が改善しない「魔の常識」です。

事実、施術後にアドバイスをしている姿勢を自宅でやってもらうだけで、施術後の状態がキープし、改善スピードも早くなっています。

この姿勢をキープすることでインナーマッスルの作用も回復し、自宅で継続してトレーニングすることで歪んだ状態の体の記憶の書き換えをします。

脳の記憶の書き換えが出来ればもう安心です！

側弯症改善の最後のキー。

それは、「脳」です！

最終的に側弯症を完全に改善させるには、脳の記憶の書き換え（リセット）がキーポイントになります。

人間の体は意識的にも無意識的にも脳が全てをコントロールしています。

もし、あなたが体の歪みを戻して、正しい姿勢をキープすれば歪んだ体は徐々に改善していきます。

あとは、脳が記憶している「私の体は歪んでいる」という記憶をリセットされるだけです。

リセットされれば脳はそれが普通だと無意識に体に指令を送るのでリバウンドすることはありません。

ここでのポイントは「体の変化に気づく」です。

テストの一夜漬けなど短期的な記憶はすぐに忘れますよね？

傷んだ体がたった１回の施術で改善できるとしたら、それは「魔法」でしかありません。

痛み、痺れ、ダルさ、冷えなどは、体の歪みからくる血行不良と体の動き難さが原因です。

なので、それらの体の不調を解消する為には、まず動きやすい体を手に入れる必要があります。

当院では97％以上の方が１回目から体の変化を体験していただいていますのでご安心ください。

当院の施術は単に体の歪みや筋肉の調整をするだけでなく、同時に自律神経の調節も行われます。

自律神経を調整すると自然治癒力がアップして早期回復に繋がります。

また、自然治癒力のアップは免疫力のアップにも繋がり、コロナやインフルエンザなどの感染症の発症防止にもなります。

正しい姿勢や食事のアドバイスがあります。
日常生活の改善を意識してもらうだけで施術の効果が長持ちします。

また、自分の生まれながらにして自分の持っている体質について気にる方には、四柱推命や手相などから、あなたの体質についてアドバイスをさせていただいています。

自分の体質を知っておけば日常生活で健康に気を付けて生活する事ができます。（無料・要予約

側弯症がなぜ発症するのかは未だに解明されていません。

しかし、多くの側弯症で歪んだ体をキープしている原因は解っています。

それは、動きにくい筋肉と歪んだ状態の体を記憶している脳です。

当院では、独自の方法で筋肉を緩めて、背骨や骨盤の動きを良くして、正しい姿勢を脳に覚え込ませることによって、側弯症の改善とリバウンドを防止しています。

もし、あなたがつらい側弯症でお悩みなら、ぜひ当院にご相談ください。

あなたのご来院を心からお待ちしております。