カンガルーケアのスローガンは「早産児に愛とぬくもりと母乳を」です。
カンガルーケア(Kangaroo care)とは、 赤ちゃんを裸のまま母親の乳房の間で直肌(Skin to skin contact)抱っこするケアのことです。
出産直後に、赤ちゃんを母親の胸元に抱いて、裸の皮膚と皮膚を接触、スキンシップをしながら保育する姿がカンガルーに似ている事からカンガルーケアと名付けられました。
当初は、極低出生体重児(出生体重1,500g未満)を対象に、母親の乳房の間で裸の皮膚と皮膚を接触させて哺育を行うケアでした。
現在では、極低出生体重児の体温は安定し、母親と児はとてもリラックスした はとてもリラックスした状態となり、NICU環境でストレスの多かった家族においての愛着形成に有効であると考えられ採用している産婦人科もあります。
〈カンガルーケアの利点〉
• 皮膚接触によって赤ちゃんの体温維持、呼吸安定、体重増加を促進する
• 母乳分泌が増し、母乳の分泌が良くなる。
• 母子の愛着、絆がが深まる。
• 赤ちゃんの眠りが深くなる。
• 赤ちゃんの感染の予防になる。
• 母親の未熟児出産による喪失感を克服する。
などが挙げられます。
〈カンガルーケアの注意点〉
• 室温の低い部屋でのケア
• 赤ちゃんの呼吸停止(口と鼻が押しつけた状態に注意)
カンガルーケアは、産婦人科により、考え方は色々です。
実施する際は、医師や助産師さん任せではなくガイドラインがるのでシッカリと確認をしましょう。(^_-)-☆

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川西さくら整体院でございます。