「産後の骨盤矯正」という看板やのぼり旗を出したり、ホームページに掲載をしている施術所(整体院・接骨院・整骨院・鍼灸院・エステサロンなど)をよく見かけるようになりました。
患者さんとしては「一体どこがいいの?」「何が違うの?」と悩まれるかと思います。
そこで、今回は「産後の骨盤矯正」で失敗しない施術所の選び方を紹介します!
まずは、なぜ「産後の骨盤矯正」を掲げる施術所が増えたかです。
それにはある理由があります。
「産後の骨盤矯正」が増えた理由
1.施術所の増加と参入障壁の低さ
日本において施術所の数がどのくらいあるかご存じですか?令和4年の厚生労働省の統計では、
〇接骨院(接骨院) 約5万1,000 か所
〇はり・きゅうを行う施術所:約3万4,000か所
〇あん摩マッサージ指圧を行う施術所:約1万8,000か所
〇民間資格の院・サロン(整体・カイロプラクティック・エステなど):約14万〜20万か所
総計で約24万3,000~30万3,000か所です。
コンビニエンスストアの総数約5万6,000店(日本フランチャイズチェーン協会 2024年末)と比較すると、日本の施術所の数はコンビニを圧倒的に上回る規模であると言えます。
施術所は比較的小さなスペースと小資本での開業できる参入障壁の低い(開業やチェーン店の新規参入のしやすい)業界ではありますが、上記の通り店舗数が飽和状態にあるにも関わらず、施術所の数は年々増加傾向にあります。
日本の人口は減少しているので当然ながら各施術所の新規を含めた患者さんの獲得は困難(まさに戦国時代)です。
そこで、24時間営業や特定のスポーツ特化、美容メニューの導入など、コンビニと同じように「他店との差別化」が激しくなり、そのメニューの一つが「産後の骨盤矯正」と言われるようになりました。
2.経営コンサルタントの参入
インターネットの急激な進歩と普及で「腕が良ければ患者さんが来る」という時代は施術所業界ではほぼ化石化しました。今は、
・ホームページを如何に良く見せるか?
・インターネットの検索順位を如何に上げるか?
・クリック数を如何に上げるか?
などが新規の患者さんの獲得に必要な要素になっています。
そこで、登場してきたので「施術所特化の経営コンサルタント」の参入です。
施術師は患者さんの体のお悩みを改善させるプロであって、上記のようなシステムを構築する事は苦手です。
施術所特化の経営コンサルタントはそういった施術師の苦手をカバーする仕事です。
以下は「産後の骨盤矯正」を施術所のメニューとして導入することを勧めるコンサルタントが実際にメルマガで配信していた内容を簡潔に纏めたものです。
■ 産後骨盤矯正を導入するメリット
【1】新規集客につながりやすい
「産後の骨盤矯正」という言葉は検索ニーズも高く、目的意識の高い新規客を集めやすいメニューになる。
【2】リピート・回数券につなげやすい
産後骨盤矯正は1回で完結する施術ではないので、複数回の通院提案や回数券・コース化が自然に行え、無理なセールスをしなくても、安定したリピート率を作りやすい。
【3】客単価アップがしやすい
通常メニューより、単価を上げやすく、オプションを組み込みやすいので客単価アップに直結する。
【4】他院・他サロンとの差別化になる
産後対応ができない整体院・サロンは意外と多いので、地域内での明確な差別化につながります。
【5】信頼と口コミが広がりやすい
産後のママ同士は、口コミ力が非常に高い。
「ここ良かったよ」「産後でも安心だった」の一言が、次の新規集客を自動的に生み出してくれる。
「産後骨盤矯正は、①新規集客 ②リピート率向上 ③客単価アップ ④差別化 ⑤口コミ拡大 のすべてを同時に狙える、非常にコスパの高いメニューであり、そう感じている施術所には、産後の骨盤矯正の導入をおススメします」としています。
まとめると、施術所は比較的小さなスペースと小資本での開業でて参入障壁が低いために、店舗数が飽和状態となり、「他の施術所との差別化」をするために経営コンサルタントが参入。
産後骨盤矯正は非常にコスパの高いメニューとして広めたということです。
ここで問題なのは・・・
「産後の骨盤矯正」を掲げる施術所の多くが、「患者さんファーストではない」という点ではないでしょうか?
次回は、経営ファーストではない、失敗しない、良い「産後の骨盤矯正」を施術メニューにしている施術所の見分け方です。(^_-)-☆