HOME > スポーツ外傷 > スポーツ外傷 足関節の捻挫 更新日:2018年6月19日 あなたは足関節の捻挫でお困りではありませんか? ・大事な試合前に捻挫してしまった。 ・病院で捻挫と診断されたが、湿布だけで特に何の処置もなかった。 ・電気や超音波でずっと病院に通っているが、なかなか良くならない. ・ギプスだと仕事が出来ず、通勤も大変で困っている。 ・捻挫の痛みが引かず、日常生活に支障をきたしている。 でも、もう大丈夫ですよ。 当院の院長は20年近く、足関節の痛みを抱える患者さんを診てきました。 そして、あなたと同じ悩みを抱えた方が当院に来院して改善されております。 足関節の捻挫とは? 捻挫とは、関節の許容範囲を超えた動きや圧力によって起きる損傷の一つで、構造上もっとも起こりやすい部分が足関節です。 足関節の捻挫は、日常生活やスポーツで足首を捻ることにより、関節の動きをサポートしている靭帯や関節包が伸びて傷ついてしまった状態のことです。 多くは外くるぶしの前方や下方に圧痛があり、損傷の程度によって腫れや熱感、皮下出血がみられます。 足関節の捻挫は、高いヒールでの転倒や高齢者の段差での転倒などでもよく起こりますが、特に多いのがスポーツでの捻挫です。 内反捻挫と前距腓靭帯が多い 足関節捻挫の特徴は「内反捻挫」と「前距腓靭帯の損傷」が多い事です。 足首が内返しに動く事を「内反」といい、内返しに足首を捻じる捻挫を内反捻挫と呼びます。 足関節は外側のくるぶしよりも内側のくるぶしが短い為に足首は内返しに動きやすい構造になっており、足関節捻挫の約80%は内反捻挫であると言われています。 足関節捻挫では前方にある距骨と腓骨をつなぐ「前距腓靭帯」を痛める確率が一番高く、次いで踵骨と腓骨をつなぐ「踵腓靭帯」、距骨と腓骨をつなぐ「後距腓靭帯」の順で損傷する確率が高くなるとされています。 ひどい時は、これら2~3つの靭帯が同時に損傷してしまうこともあります。 受傷の度合いは以下の3パターンに分類されます。 1度(軽度):一時的に靭帯が伸びている状態軽くひねった程度。歩行可能。 2度(中度):靭帯の一部が切れている状態。腫れて、皮下出血を伴う場合もある。 3度(重度):靭帯が完全に切れて痛みが激しくて歩けない。何もしなくても痛みがある。 ひどい場合は、骨が急激に引っ張られてしまうことで剥離骨折になってしまうこともありますので、注意が必要です。 基本的にはどの状態でも休みを取りまずはアイシングをします。 プロ選手などは「1度」くらいなら大抵プレーを続けたりしますが、受傷後は出来るだけ早く対処をした方が治りは早くなります。 捻挫と間違えやすい骨折 捻挫と間違えやすいものに、第5中足骨基部骨折(下駄履き骨折またはジョーンズ骨折)があります。 第5中足骨基部骨折は、下駄などを履くことが多かった時代に、足を捻じることで起こっていたので、「下駄履き骨折」というような通称でも呼ばれますが、現代ではハイヒールを履いている女性に多くみられます。 ハイヒールは普通の靴よりも足首が内反しやすいため、捻挫と共に骨折してしまうリスクが増えるので要注意です。 捻挫をした時は「RICE」が基本 皆さんが捻挫をした時、どのように応急処置をされていますか? 捻挫の時の応急処置は「RICE(ライス)」が基本です。 RICE処置とは、つぎの4つの処置の頭文字をとったものです。 R:rest(安静) I :ice(冷却) C:compression(圧迫) E:elevation(挙上・高挙) 具体的には、 1)安静: 痛む部位を動かさないように安静する。 2)冷却・アイシング: 患部を中心に、氷のうや冷感湿布などで冷やして炎症や痛みを抑えるのを目的に行う。 1回に冷やす時間は15〜20分を目安に行いますが、冷やしすぎると凍傷になる場合があるので注意が必要です。 どのくらいの期間冷やすかの目安は受傷後48時間以内です。 それ以降は、冷やすと今度は治りが悪くなりますので温める方に切り替えます。 3)圧迫: テーピングや弾性包帯で患部を軽く圧迫固定して、血流を止めて腫れや内出血を防ぐ。 圧迫の際は患部の先が青くなったり、しびれたりしないかを確認してください。 もし、そうなっている場合はいったん圧迫を緩め、再度圧迫力に注意して行ってください。 4)挙上・高挙: 患部を心臓より高い位置に置き、内出血や腫れを防ぐ。 という4つの処置を行いますが、RICEはあくまでも応急処置であり損傷部周辺の腫れ(内出血)を増やさないことを基本としているので、その後のケアが重要になります。 また、最近のスポーツ医学では「冷やさないで温める」という方法もあるようですが、よほどの知識と経験が無い限りは、まずはRICE処置をすることをお勧めします。 治癒までの期間 捻挫が治るまでの期間は一般的には3週間程度の時間が必要とされています。 それは、受傷の程度、年齢、普段の活動性、栄養状態など様々な要因で変化します。 内出血があったり、痛みが強かったりするようであれば、1週間くらいで治ることはまず難しいと考えてください。 また、人によっては1度位の軽度の捻挫で3週間がたっても、数カ月も腫れが引かないというケースもあります。 医療の世界でいうところの期間は、「日常生活に戻れるレベル」であって「全く元通りになる」ということではありません。 完全に元に戻るにはさらに時間を要するので、特にアスリートなどはそれを理解した上でリハビリのプログラムを考えなければなりません。 当院が選ばれるわけ 足関節捻挫に対する一般的な施術 ・RICE処置 ・電気療法や超音波 ・損傷程度により、包帯やギプス固定 ・湿布 捻挫で病院に行かれた経験のある方は分かると思いますが、たいていの病院はレントゲンと湿布という処置がほとんどで、重症の場合に限り、テーピングやギプスで固定して松葉杖とう感じでしょうか。 また、捻挫をした後はRICE処置をして終わりではありません。 捻挫といっても、その部分だけ治療すれば治るのかというとそういうわけではありません。 当院では捻挫した部分に関係している関節・筋肉・靭帯なども合わせて施術を行います。 そうする事で他の病院や施術所で施術するよりも捻挫した足の早期回復と後遺症の回避が期待できます。 足関節 捻挫の施術は当院で! ➀整体で関節や筋肉のバランスを調整する 足関節は身体の土台になります。 捻挫によって身体の土台となる足関節が歪むという事は身体全体のバランスも崩れるという事です。 そのバランスの崩れたままの身体にテーピングやギプスで固定をすると、その状態のままで身体は固まります。 その状態は脳にインプットされるので、テープやギプスを外した後でバランスを整えようとしてもなかなか戻りませんし、バランスの悪い身体はあちこちに悪影響を及ぼします。 なので、捻挫で歪んだ身体を整体で出来る限り元のバランスに戻してからテーピングで固定する事を当院では基本施術としています。 ➁医師も認めるテーピングの技術 当院のMJTスポーツテーピングは、整形外科に勤務していた頃から、その技術を認められ、足関節の捻挫はもちろん、スポーツでの負傷から慢性的な痛みに至るまで、専属で施術を施してきました。 特に、スポーツの現場に早く復帰したい選手、負傷していても何とか試合に出たいという選手にもテーピングはこれ以上ないサポーターとして力を発揮しています。 当院がMJTスポーツテーピングをする理由 ➀固定のバリエーション 患者さん一人一人にあった受傷の度合いと日常生活の目的によって固定力を調整できるので患者さんのQOLが上がります。 ※靭帯や腱の完全断裂や骨折がある場合はギプス固定をおススメします。 ➁テープの伸縮性による効果 ・痛みの軽減:体液による圧力が減るので痛みが軽減します。 ・血行改善:血行が改善されるので傷んだ組織の修復が早くなります。 ・腫れの除去:体液の再吸収が良くなり早く腫れが引きます。 ➂固定によるストレスの軽減 ギプスよりも厚くないので日常動作がし易すく、蒸れも少ないので仕事場などでのストレスが少なくてすみます。 また、関節が安定し、痛みも軽減するので、足をついて歩けない患者さんの多くが歩いて帰れるようになります。 ➃早期回復には音響療法(サイマティクス) サイマティクスの音の振動は、筋肉や靭帯、関節包などの細胞に働きかけ自然治癒力を活性化させる効果があるので早期回復が期待できます。 スポーツをしている方などは大会が近くて休めない方もいます。 整体やテーピングをすることで、選手の皆さんが足関節が気にならないような処置を行い、最高のパフォーマンスが行えるように、スポーツの種目やポジション、受傷の程度に合わせ、テーピングの貼り方も工夫していきます。 1日も早い回復と、1分でも早い痛みの軽減を目指すプロとして当院では施術を行っています。 あなたの足は大丈夫? 過去に大きな捻挫を経験されていたり、捻挫を繰り返したりしている方の中には、足に危険サインが出ている人がいます。 それは靴底のすり減り具合です。 特にカカトの左右の削れ方に大きな違いが出ている方は、足関節が不安定になっている恐れがあるため要注意です。 捻挫を甘くみてはいけない!後遺症が怖い! 捻挫を決して甘くみてはいけません。 捻挫が怖いのは後遺症です。 適切な治療が行われれば8~9割は元に戻りますが、1~2割は残念ながら後遺症が出ると言われています。 例えば寒い時期になると痛みがあったり、足首に緩んだ感覚が残ったり、捻挫を繰り返したりすることもあります。 靭帯は再生能力の低い組織です。 靭帯の損傷で手術が多いのは再生能力が低く、靭帯が一度伸びてしまうと骨と骨の繋ぎ部分が緩んでしまい、再度捻挫がしやすくなることから、「癖になる」と言われています。 また、捻挫癖があったり、酷い捻挫の経験のあるスポーツ選手は「恐怖心」や「違和感」からプレーに集中できないというメンタル面での後遺症が出る事もあります。 足首の捻挫が違うケガを引きおこす! 足は唯一地面と接する部分であり、体の土台にもなります。 足関節捻挫をした後は身体の土台になる足関節の動きが制限されたり、不安定になるため、踵の傾きや足底の3つのアーチの機能障害がみられることがあります。 それによって人間の身体には傾きが生じます。 人間の身体は傾きが生じると倒れないように筋肉や、関節が無意識にバランスをとって姿勢を保とうとします。 しかし、そのバランスはすでに真っ直ぐで安定した状態とはいえないので、まっすぐで安定した状態に比べて筋肉や関節には必要以上のストレスがかかり、新たな怪我を引き起こすキッカケとなります。 人間が立つ、歩く、走る、片足でバランスをとるなどの動作をする上で欠かせないのが土台である足の安定です。 それには足裏の内側、外側、横の3つのアーチを形成している筋肉の力が必要です。 (よく知られているのは内側の土踏まずの部分です) 足関節の捻挫後は3つのアーチの機能を支える前脛骨筋、後脛骨筋、短腓骨筋、長腓骨筋、足趾内在筋などの筋肉が筋力低下を起こし、アーチが崩れることで身体を安定して立たせる機能の低下を招き、身体の他の部位へも負担を与えてしまいます。 捻挫後はこれらの筋肉を鍛えることによって ➀3つのアーチが形成されることで身体が安定し、第2のケガの予防になる。 ➁痛めたり、伸びた靭帯や腱の補強にもなり足関節が安定する。 というメリットがあります。 自宅で簡単!足首の捻挫のリハビリ 自宅で簡単に出来る足関節捻挫の予防とリハビリの方法です。 ・足でじゃんけん ・タオルを足の指で引っ張る ・足のつま先を上にする ・足の指を広げる ・つま先立ちをする 足関節の捻挫でお悩みのあなたへ 足関節の捻挫は、軽いものから重いものまで誰しも一生に一度は必ず経験するのではないかと思うくらいメジャーなケガです。 その為、「ちょっとくじいたかな?」「痛いけど湿布してたら勝手に治るだろう」程度のものだと治療に行かない事が多いのではないでしょうか? でも、「あ!やったな」と思ったらすぐにご来院ください。 前述したように、捻挫を甘くみてはいけません! 他院で五十肩と診断された方が、何十年も前にやった足首の捻挫の調整だけで肩が上がりやすくなったり、痛みが軽減するといったケースは当院ではよくあることです。 当院があなたにとって、「こんな所探していた」と思って頂ける整骨院であると確信しています。 捻挫の痛みやそれによる後遺症を改善して、スポーツや日常生活を元気に思いっきり楽しめるように健康を手に入れましょう! これで明日の試合もバッチリ!てんい整骨院はMJTスポーツテーピングをおこなっております。 詳しい詳細はこちらをご覧下さい。 -スポーツ外傷